活動報告

【最新】SDGs達成へ向けた弘前大学COIの取り組み


更新日:2020年7月20日

 
     

                              ■全体ロードマップ■(クリックすると拡大します)
                                               
■現在、心血管疾患やがん、糖尿病といった生活習慣病は

先進国のみならず、多くの開発途上国においても早急な解
決が必要とされる全世界的な課題です。その課題解決(予
防)のためには、一人ひとりのヘルスリテラシー(健康教
養)の向上による行動変容が重要かつ必要不可欠です。
 
 本プロジェクトでは、健康ソーシャルキャピタルの醸成
を通じて、平均寿命の延伸、平均寿命と健康寿命の差の縮
小と医療費適正化を目指し、産業イノベーションを達成す
ることを通じて、SDGs3,4,9,10,11の達成に貢献
します。
 同時に以下の3つの社会課題について寄与していきます。
 
(1)超高齢化社会の諸課題(医療費増大・介護人材不足等)
(2)「短命県」という地域課題(健康増進) 
(3)地方創生

                                                         
                                
■具体的には、本プロジェクトの成果を集約した受診者の行動変容を目指す新「QOL健診」モデルを国内/国外で展開することにより、ひとりひとりの健康教養の蓄積、意識・行動変容が促され、SDGs4,10,11の達成に貢献できます。また、健康リーダーの育成、自治体の首長や企業の経営者による健康宣言、研究開発拠点でもある「健康未来イノベーションセンター」の供用などによる制度整備、社会の体制づくりなどにより、SDGs3の達成に貢献します。加えて、「QOL健診」検査サービスやQOL向上商品の開発など、ヘルスケア産業を中心とした新産業の創出によりSDGs9に貢献することができます。


    
■個別ロードマップ①■ 



           ■個別ロードマップ②■                     ■個別ロードマップ③■           
    


 
■さらに、本プロジェクトでは、全く新しい形の”STI for SDGs”を追求・展開しています。具体的には、岩木健康増進プロジェクトの15年間で蓄積した健常人の超多項目ビッグデータ(2-3000項目)を核(プラットフォーム)として、そこに産官学民が一大結集し、短命県返上(地域社会挙げての健康づくり活動)というゴールを目指しています。この健常人の超多項目健康ビッグデータは世界的に見ても唯一無二のアセットであり、言うならばiPS細胞のような存在(いかなるものともつながり連携・融合する)とも言えます。このようにあらゆる研究分野、企業活動、社会活動とも連携できるという強みを持ち、SDGs達成につながる可能性があります。SDGsは言うならば”integrated”(総合的、包括的)な存在ともいえ、あくまで複数のゴールを同時にターゲットとした総合的な取り組みが必要であると考えます。だからこそ岩木健康増進プロジェクトのような、幅広での強固なプラットフォームが必要であり、このようなプラットフォームだからこそ多様なSDGsへの同時貢献も実現できると考えます。


 

※QOL(啓発型)健診(以下:QOL健診)とは
 
QOL健診は、健診後の行動変容を目的に、健診と結果判定、啓発を即日で行う健診として当拠点が提唱している新しい健診類型です。0次予防、1次予防を目的とする保健指導を「非侵襲」的な簡便な検査項目で、約2時間で健診と啓発を完了する仕組みを構築しました。健診直後の健康教育は保健、食事、口腔衛生に関して、健診結果に基づく指導を行います。また、健診後、フォローアップ啓発として、受診者に対して健康情報新聞を配信し、再健診で健診結果の数値や行動変容の変化を検証します。
  ▶該当ホームページへリンク:http://coi.hirosaki-u.ac.jp/web/social.html 


※持続可能な開発目標(SDGs)とは
「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」は、17の目標と169のターゲットから構成され、誰ひとり取り残さないことを目指し、2030年までに先進国と途上国が一丸となって達成すべき目標です。
  ▶JSTホームページへリンク:https://www.jst.go.jp/sdgs/index.html 


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