活動報告

【活動報告】第1回「脳研×高度先進×COI合同セミナー」を開催しました。


更新日:2016年8月25日
 
 本セミナーは、脳研(=附属脳神経血管病態研究施設)高度先進(=付属高度先進医学研究センター)と冠がついておりますが、実際は弘前大学の医学研究科基礎医学講座ひいては医学研究科全体の交流を深めることを目的として始められたセミナーです。
 今回、本セミナーを媒介に弘前大学発のサイエンスによる健康イノベーションを目指そうという意気込みで表題にあるような名称に変更し、開催することになりました。
 
 当日の司会は、本セミナーの前身である脳研・高度先進合同セミナーを10年前から開催してきた分子生体防御学講座教授の伊東健先生にご担当いただきました。
 まずは社会医学講座教授で弘前大学COI拠点の研究リーダーである中路先生より開会のご挨拶を頂戴し、短命県返上を目的とした研究活動に対する各講座ご協力への謝辞を頂戴しました。

 続いて、医学研究科長で脳神経病理学講座教授の若林先生よりご挨拶を頂戴しました。若手研究者の交流を目指して伊東先生とともに脳研・高度先進セミナーを当初から率いてきた若林先生はその歴史を振り返りながら、今後はCOIが加わったことでセミナーのパワーアップを目指し、さらに脳研・高度先進・COIに限らず他の講座も積極的に受け入れて発表者も自由に募り、全体をレベルアップしたい、と抱負を語っていただきました。伊東先生も研究者が自由に語る場にしたいと、今後の参加・発表を呼びかけました。

 そして社会医学講座准教授の高橋先生より、COI研究への各講座の先生方のご尽力について謝辞が述べられ、岩木健康増進プロジェクトなどCOI研究の概要・進捗のご報告と、COIとの共同研究活性化への声がけが行われました。伊東先生からもアイディアがあればぜひ、と共同研究を後押しいただきました。
 講演前には、COI研究推進機構の戦略統括・教授の村下先生よりURAによる支援体制についてご説明いただきました。

 講演では、はじめに脳神経生理学講座の古賀先生がご登壇され、「慢性疼痛が引き起こす前帯状回シナプス可塑性」と題してお話いただきました。これまで得られた前帯状回の長期増強の結果および、現在行っている慢性疼痛における前帯状回GABA抑制性シナプス伝達の可塑性についてご紹介いただきました。

 続いて、高度先進医学研究センター・糖鎖工学講座の多田羅先生が「コラーゲン分解におけるコンドロイチン硫酸の新たな機能の解明」と題して、ご講演いただきました。骨吸収におけるコンドロイチン硫酸の役割を明らかにするために、酸性条件におけるグリコサミノグリカン(GAG)とコラーゲンとの結合と、カテプシンKによるコラーゲンの分解に与えるGAGの影響について検討したと、研究についてご説明いただきました。

 講演後は、先生方はもちろん学生や企業の方、URAからも質問が相次ぎ、議論も活発に行われ、セミナー終了時間を超過して大いに盛り上がりました。
今後も本セミナーを継続開催し、研究者間の交流を促進し、本学による健康イノベーション創出を目指してまいります。



「脳研×高度先進×COI合同セミナー」の様子
 
  
中路教授         伊東教授         若林医学研究科長

  
髙橋准教授        古賀先生         多田羅先生


参加者多数。大いに盛り上がった。

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