活動報告

【活動報告】「弘前大学COIヘルシーエイジング・イノベーションサミット2017」を開催しました


更新日:2017年1月31日
 
 弘前大学と青森県、弘前市は、1月27日に「弘前大学COIヘルシーエイジング・イノベーションサミット2017」を弘前市アートホテル弘前シティで開催しました。
 昨年、国の中間評価で最高評価S(医療健康分野)を獲得した弘前大学COIが、青森県の平均寿命全国最下位レベル脱却、いわゆる短命県脱却の実現にむけて、今後の取組みやこれまでの成果の具体事例について、40以上の参画機関トップやリーダーと共に、発表・報告・討論を行いました。
 会場には、青森県の三村知事や、ライオンの濱社長など、弘前大学COIに参画する産学官のトップや関係者、大手企業や青森県内の企業、研究者、マスコミが多数駆けつけ、さらに一般の方にもご参加いただき、来場者は500名以上で満席・立ち見の大盛況となりました。
 開会にあたり、弘前大学の佐藤学長、青森県の三村知事、弘前市の蛯名副市長の開会挨拶、(国研)JST科学技術振興機構の中村顧問(前理事長)から共催挨拶、文部科学省 土屋顧問(前事務次官)から来賓挨拶を頂戴しました。
 
■弘前大学・中路教授の基調講演をはじめ、注目を集めた講演
 基調講演では、弘前大学の中路重之教授が「新たな健診スタイルの提唱」と題し、参画機関と連携して健診当日に結果と健康啓発を行う "啓発型健診"の意義を述べました。
 続いて、ライオン(株)代表取締役・取締役濱社長が「寿命革命と企業革命 ~ヘルスケアオープンイノベーション戦略~」と題し、ライオンの企業理念や、弘前大学COIの健康ビッグデータを活用した口腔内細菌研究の意義について述べました。
 著名な料理研究家・浜内千波氏が「食を通して健康を見直そう」と題し、WHOやイギリスが先行する世界的減塩の流れなどを発表しました。
 楽天(株)の向谷シニアマネージャーは「3ダウンレシピコンテスト結果発表」と題し、弘前大学と楽天レシピが行った健康レシピコンテスト(16年4~11月)から厳選した青森県知事賞、ドクター中路賞、浜内千波賞、楽天賞を発表し、同コンテストで集まったレシピを紹介する書籍発売も発表しました。
 「ビッグデータ解析研究最前線」では、弘前大学の高橋准教授、京都大学の奥野教授、東京大学医科学研究所の井元教授が登壇し、新たな解析や方向性について発表しました。
 
■青森県内でますます高まる。健康づくりの活動と機運
 むつ市の宮下市長が「地域の取組」を代表して健康宣言をきっかけに地域全体で健康増進活動が活発化している事例を発表しました。黒石市の山内教育長と(株)ベネッセコーポレーションの西村本部長は「学校の取組」を代表して、黒石市の健康授業でベネッセが開発した教材を活用した事例を紹介し、保護者と学校をつなぐことを目的に今後も改良していくことを発表しました。青森銀行の石川本部長、全国健康保険協会青森支部の工藤支部長は「職域の取組」を代表して、健康経営の取り組み事例を発表しました。
 
■40参画機関から厳選。社会実装の代表事例
 弘前大学COIの実装統括で花王㈱の安川エグゼクティブフェローが弘前大学COIにおいて、健康の自分ゴト化をキーワードに健康増進プラットフォームの国際標準化を目指すことを発表したほか、同社の取組みとして、食事の健康教育における専門家の知見を活かした連携の可能性にも言及しました。
 イオンリテール株式会社の梅本特別顧問は「イオンの健康長寿社会への貢献」と題して全国に拡大するモールウォークの事例などをご紹介いただきました。エーザイ㈱の鈴木コーポレートBD部長・執行役は認知症研究と啓発型健診への意気込みを語り、カゴメ㈱の菅沼部長は抗酸化物質と健康ビッグデータを活用した研究についてお話しいただきました。弘前大学COIの機構長でマルマンコンピュータサービスの工藤常務取締役は、健康管理ソフト「健康物語」のiOSアプリ開発計画について発表。ベネッセスタイルケア㈱の奥村執行役員は、「認知症の人と作る未来社会システム」と題し、弘前大学COIのサテライト拠点・京都府立医科大学の進捗について報告しました。
 
■トップリーダーがずらり。パネルディスカッション
 プログラム最後のパネルディスカッションでは、「寿命革命:生活者の健康意識・行動を変えるためには、今、何をすべきか?」をテーマに、日経BP社特命編集委員の宮田氏をモデレーターに、COI研究アドバイザー(構造化チーム)・名古屋大学総長補佐・同大医学部附属病院の水野教授と、弘前大学COIアドバイザリーボード委員会座長・東京大学名誉教授・俯瞰工学研究所の松島代表理事をアドバイザーに迎え、パネリストとして前述の講演者(一部除く)と、ライオン㈱の和田部長、㈱ベネッセコーポレーションの吉田プロデューサーにご登壇いただき、互いの取り組みを振り返りながら活発に意見を交わしました。
 
 閉会にあたって、弘前大学の柏倉副学長からご挨拶を頂戴し、本サミットは盛況のうちに終了いたしました。ご参加いただいた皆様、長時間のご拝聴、誠にありがとうございました。
弘前大学COIは、今後も健康ビッグデータと啓発型健診を軸に、真の健康イノベーションを実現する社会実装を推進してまいります。

弘前大学COIヘルシーエイジング・イノベーションサミット2017
【会場の様子】
 
【開会挨拶】
  
佐藤学長         三村知事        蛯名副市長
 
【共催挨拶】
中村顧問(前理事長)
 
【来賓挨拶】
土屋顧問(前事務次官)
 
【基調講演】
中路教授
 
【特別講演・特別企画】
  
濱社長          浜内先生         向谷シニアマネージャー
 
【ビッグデータ研究最前線】
  
髙橋准教授        奥野教授         井元教授
 
【青森県内の取組み発表】
  
宮下市長         山内教育長        西村本部長

 
石川本部長        工藤支部長
 
【弘前大学COI参画機関の取組み発表】
  
安川実装統括・      梅本特別顧問       鈴木コーポレートBD部長
エグゼクティブフェロー
 
  
菅沼部長         工藤機構長        奥村執行役員
 
【豪華なパネラーが勢ぞろいした、パネルディスカッション】


 

  
宮田モデレーター     松島アドバイザー     水野アドバイザー

 
和田事業開発部長     吉田プロデューサー        

 
【閉会挨拶】

柏倉副学長
 
  
COIの活動の成果について、参画機関のパネル展示の様子
 
 
【 弘前大学COIヘルシーエイジング・イノベーションサミット2017 】
生活者の健康意識・行動を変える!
-寿命革命:青森県は健康ビッグデータと新型健診で最短命県を脱却する- 
■日時: 2017年1月27日(金)13:00~17:20(交流会~19:00)
■会場: アートホテル弘前シティ プレミアホール(青森県弘前市大町1-1-2)

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