【活動報告】10月27日、弘前大学はCOI参画企業とともに、健診と健康教育を短時間で実施する「新・行動変容プログラム:啓発型健診」トライアル版を実施しました。

 

 10月27日、弘前大学はCOI参画企業とともに、健診の実施、結果判定および健康教育を短時間で行い、6カ月間健康づくりを継続支援する「新・行動変容プログラム:啓発型健診」トライアル版を、弘前大学医学部 健康未来イノベーションセンターで実施しました。
 本健診は、3月に実施した同健診トライアル版の対象者である、東北化学薬品(弘前市)の従業員60人の半年後の行動変容の検証、行動変容による健康度の変化の検証などを目的としています。
 当日は約40項目にわたる健診の受診から結果の通知まで、スムーズに短時間で完了し、その後の健康教育講座では健診結果の見方や食事・運動など健康づくりに役立つ講義を実施することができました。今回は体験ブースも設置し、適塩濃度のスープの試飲や歯磨き時のすすぎの水の量の体験なども行いました。
 健康教育講座では、弘前大学の沢田先生、徳田先生、平川先生、和田先生がそれぞれ専門分野の講義を実施し、対象者は、6カ月前の行動目標を見ながら、自分の健診結果を照らし合わせ、課題の抽出と新たな行動目標を立てました。
 今後、弘前大学は、参画企業とともにデータ解析を行い、本健診と行動変容の関係、行動変容による健康度の変化について確認していく予定です。

 会場の様子