【活動報告】10月22日、弘前大学は「第13回 脳研×高度先進×COI合同セミナー」を開催しました。

 
 10月22日、「第13回 脳研×高度先進×COI合同セミナー」を健康未来イノベーションセンタ―で開催しました。
 今回は、L’institut du thorax INSERM UMR 1087 / CNRS UMR 6291 (フランス国立保健医学研究機構/フランス国立科学研究センター 胸部研究所)のDr. Karim Si-Tayebを講師にお招きし、ヒトiPS細胞を用いた研究により、PCSK9の新しい機能や最新の知見についてご紹介いただきました。 
 
 PCSK9阻害剤は、家族性高コレステロール血症(FH)の治療薬にも使用されています。PCSK9の機能を明確にすることは、FH発症メカニズムの解明や新たな治療薬の開発につながると期待され、参加者は、Dr. Karim Si-Tayebの貴重な研究のご発表を熱心に聴講していました。
 本セミナーは、同大発のサイエンスによる健康イノベーションをめざそうという意気込みで開催しております。今後もどうぞご期待ください。

  
Dr. Karim Si-Tayeb        ご紹介

 
セミナーの様子

 

第13回 脳研×高度先進×COI合同セミナー
(第79回 脳研・高度先進合同セミナー)
■日時  :2018年10月22日(金)18:00〜
■会場  :弘前大学 健康未来イノベーションセンター1F
■講師  :Dr. Karim Si-Tayeb 
■タイトル:Human induced pluripotent stem cells and
      their hepatic differentiation to unravel new PCSK9
      functions and regulation

      ~iPS細胞の肝細胞分化におけるPCSK9の
                    新しい機能と調節の解明~