【活動報告】9月26日(土)~9月30日(水)、弘前大学と弘前市は「2020年度 いきいき健診」を実施しました。

 9月26日(土)~9月30日(水)、弘前大学と弘前市は、弘前市の高齢者(65歳以上~80歳)を対象に「2020年度 いきいき健診」岩木文化センターあそべーるで実施しました。
 この健診は、弘前市民の寿命延伸を目的に、弘前市と弘前大学が共同で行うものです。
平成28年度と29年度は約2,400人を対象にベースライン調査を行い、今回はその追跡調査として実施し、調査は全体で10年間継続します。

 本健診では弘前市の職員が健診や運営スタッフとして協力するほか、弘前大学の先生方やスタッフ等も協力し実施しました。
 今年度の特徴としては、コロナ禍の中でも、住民の皆様が安心して健診を受診できるよう感染予防対策を徹底した運営となっていることが挙げられます。完全予約制とし、受診者、スタッフに関わらず事前の体調確認もお願いしており、5日間で約780名の受診者が来場しました。ブースを回りながら、自身の健康についての理解を深めていました。
 また、取得したデータを活用し、認知症のメカニズム解明や病気の予防法の確立を目指します。
○本健診は、全国8地域からなる1万人の高齢者を対象に行っている「大規模認知症コホート研究」の一環でもあります。

 

  ※いきいき健診事業※  

弘前大学は、AMED日本医療研究開発機構(認知症研究開発事業)による「健康長寿社会の実現を目指した大規模認知症コホート研究」(全国8地域からなる地域高齢者1万人の大規模認知症コホート研究)の拠点の一つとして、弘前市における認知症コホート研究を展開しています。

 

2020年度 いきいき健診
■日程: 9月26日(土)~9月30日(水)
■場所: 岩木文化センター あそべーる
■対象: 65歳以上の弘前市民

■健診内容:血圧、体組成、心電図、認知機能検査、医師診察等

 

2020健診 会場の様子