弘前市いきいき健診にご参加の皆様へ

　弘前市いきいき健診は、弘前市と弘前大学が共同で青森県弘前市に在住する概ね65歳以上の住民（※2016年・2017年の初回健診時に研究参加にご同意いただいた方）を対象に、健康寿命の延伸を目的に全身の健康調査を行っているものです。いつまでも元気でいきいきと暮らすには、“あたらないこと”（脳卒中にならない：動脈硬化を防ぐ）、“動けること”（ロコモティブシンドロームにならない）、“もの忘れがひどくならないこと”（認知症にならない）が大切であり、健康状態の現状とその問題点を医学的観点から調査することで、住民の健康の維持・増進および生活の質（quality of life；QOL）の向上に資し、疾病の予防及び健康の保持・増進を包括的に研究することを目的としています。
　また、弘前市いきいき健診は「健康長寿社会の実現を目指した大規模認知症コホート研究」（JPSC-AD）の一環として行なっており、九州大学を中心としたコホート研究（長期間追跡研究）として、全国8地域（青森県弘前市、岩手県矢巾町、石川県中島町、東京都荒川区、島根県海士町、愛媛県中山町、福岡県久山町、熊本県荒尾市）を対象として、日本人の生活環境と体質に適した認知症やうつ病予防対策法の確立を目的とした研究を行っています。

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