9月9日、弘前大学はCOI参画企業とともに、結果判定と健康教育を即日で行い、6カ月間健康づくりを継続支援する「啓発型健診」トライアル版を、弘前大学学生支援センターで実施しました。
本健診は、2月に実施した同健診トライアル版の対象者である、シバタ医理科(弘前市)の従業員70人に対して、半年後の行動変容を検証するために実施しました。
当日は、科学技術振興機構JSTの幹部も同健診に体験参加し、また、多くのマスコミも駆けつけました。
2月同様、受診~結果出しまで、スムーズに約2時間で完了し、その後の健康教育講座では健診結果の見方や食事・運動など健康づくりに役立つ講義を1時間実施することができました。
医師の指導が必要な場合、専用ブースで対応するほか、希望者には個別相談にも応じました。
健康教育講座では、弘前大学の中路重之先生や、弘前大学COI参画企業のライオン、東北女子大学などが講師として登壇しました。対象者は、自分の健診結果票をみながら、6カ月前の数値と比較して変化を確認するなどして、熱心に聞き入っていました。
今後、弘前大学は、参画企業とともにデータ解析を行い、本健診と行動変容の関係について確認する予定です。
啓発型健診の開発や運営にあたって、産学連携していることも本健診の特徴です。弘前大学医学部の医師や東北女子大学、日本体育大学、花王・ライオン・協和発酵バイオ・北海道システムサイエンス・マルマンコンピュータサービス・LSIIなど弘前大学COI参画企業が結束しました。
今後もどうぞご期待ください。
健康教育講座で講義する、中路先生 シバタ医理科の皆様
健診を体験する、JST幹部の真鍋氏 沢田先生