【メディア情報】“高齢者1200人が健康調査”(東奥日報6月11日)―弘前大学と弘前市が実施する高齢者健康調査「いきいき健診」について紹介されました。

 

 弘前大学と弘前市が市民の健康寿命延伸を目的に、高齢者健康調査「いきいき健診」(6月10日~6月13日まで)を同市あそべーる(青森県弘前市)で実施しています。
 このことについて“高齢者の追跡調査によって認知症のメカニズムや予兆法を探る全国的な事業の一環”と紹介されました。
 “健康はみんなでつくるもの。単なる大規模健康診断ではない。声がけを大事にしている。市民が元気になる健診にする”と弘前大学 特任教授 中路重之のことばも掲載されました。
―太田佳希記者(東奥日報)

◆いきいき健診◆
 概ね65歳以上80歳までの市民で、全身の健康チェックを行います。
 【参加者は、頭部MRI検査を無料で受けることができます。】
 弘前大学は弘前市と連携して住民の皆様にご協力いただき、全身の健康状態を10年間追跡調査させていただきます。本健診は約10年間、隔年で行いますが、途中参加は基本的にできません。

 この健診は、病気の予防法などを明らかにしようと、弘前大学や九州大学など全国8拠点が参画する国の研究事業(【健康長寿社会の実現を目指す大規模認知症コホート研究 https://www.eph.med.kyushu-u.ac.jp/jpsc/】)の一環として、昨年度より開始しました。
取得した健康データを活用して、【認知症の解明と予防、治療法の確立】を目指し、高齢者の医療費削減に貢献するものと期待されます。

◆◆高齢者健康調査「いきいき健診」◆◆
▼実施期間▼6月10日(土曜日)~6月16日(金曜日)
 受付時間 午前7時~午前9時              
▼実施場所▼中央公民館岩木館および岩木文化センターあそべーる(賀田一丁目)
 ※参加者は、実施場所まで市が用意するバスもしくは自家用車(送迎含む)等で移動。
▼対象者▼下記の要件をすべて満たす概ね65歳以上80歳までの市民
 1 昭和12年1月1日~昭和27年12月31日生まれのかた
 2 平成29年度の受診後、隔年で実施する健診を受診することに同意できるかた
 (健診初年度を含め、約10年間の隔年実施を予定)
 ※介助が必要なかたを除きます。
 ※岩木地区のかたは、平成29年度岩木健康増進プロジェクト健診と
 「いきいき健診」との重複受診が可能で、できるだけ両方の健診を受診いただきます。
▼健診内容(所要時間:約3時間~5時間程度)▼
 血圧・動脈硬化度測定、体力・運動能力測定、認知機能検査、
 聞き取り調査(既往歴、喫煙状況、飲酒状況、運動習慣等)、画像診断(頭部MRI検査)ほか
 ※頭部MRI検査については、受診日とは別の日に市内の病院で実施します。
▼受診料▼無料(ただし、頭部MRI検査の病院への移動費用は、各自負担)