【活動報告】2月17日、「第24回 岩木健康増進プロジェクト活用研究会」を開催しました。

 

 社会医学講座では2005年より弘前市岩木地区 (旧岩木町) の住民を対象とした大規模な健康調査「岩木健康増進プロジェクト」を毎年実施しており、本プロジェクトに関する研究会を下記の通り開催しました。
 
 今回の研究会では、弘前大学COIの参画機関であるハウス食品グループ本社株式会社より田口大夢氏をお迎えして、岩木健診データを活用した味覚と食についての研究をご紹介いただきました。また、弘前大学 農学生命科学部 国際園芸農学科 川端二功先生にご登壇いただき、味覚を感じる仕組みの解説や味覚受容体についての研究内容を詳しくご紹介いただきました。
 会場には学生、各講座の先生方、関係機関のみなさまなど約30名が集い、高齢者の健康状態と食習慣の関係をはじめ「味覚」をテーマとした豊富な話題を熱心に聴講していました。ご講演後には今後の展開について質疑が繰り広げられるなど、関心の高さが伺えました。
第24回 岩木健康増進プロジェクト活用研究会
■日 時:2020年2月17日(月)18:00-19:00
■会 場:健康未来イノベーションセンター 1F
■講 演
 ▸田口 大夢 氏(ハウス食品グループ本社株式会社 基礎研究部 グループ長)
  「味覚・食生活と健康情報データとの関連分析を活用した新たな食スタイルの開発」
 ▸川端 二功 先生(弘前大学 農学生命科学部 国際園芸農学科)

  「味覚感受性に影響を与える因子の探索とその応用」

   

田口氏            川端先生

  

会場の様子