【重要なお知らせ】2009-2019年度の岩木健康増進プロジェクト健診へご参加いただいた皆様へのお願い

  日頃より弘前大学 COI 拠点事業へご協力いただき、大変ありがとうございます。
  このお願いは 2009-2019年度の岩木健康増進プロジェクト健診へご参加いただいた皆様へご案内しております。

 弘前大学大学院医学研究科附属健康未来イノベーションセンターと明治安田生命保険相互会社は2009-2019年度の健診で得たデータを用いて、「未病予測モデル構築および未病教育プログラム開発」の研究をさせていただくことになりました。これにより、未病状態(病気にはなっていないけれども健康ではない状態)を早期に予測し、病気にならないためのプログラムを開発する予定です。

 個人情報はこれまで同様弘前大学において厳重に管理しますので(責任者:中路重之)、この研究への利用により皆様が不利益になるようなことはございません。
 この研究への利用を拒否する場合は下記に添付した情報利用提供停止願いを下記の連絡先まで送付して下さい。ご承諾いただける場合は何も提出する必要はありません。
 今回、この研究への利用を拒否する、しないは皆様方の自由であり、拒否することにより何ら不利益をうけることはありません。

 今回の件について、ご不明の点、ご相談、クレームなどがある場合は下記の連絡先までご連絡下さい。

 研究の詳しい説明につきましては、本ページ下部を御覧ください。


【お問合せ先および情報利用停止願い送付先】
 弘前大学大学院医学研究科 健康未来イノベーションセンター教授 玉田 嘉紀
 住所:〒036-8562 弘前市在府町5
 電話:0172-39-5498


2009-2019年度の岩木健康増進プロジェクト健診へご参加いただいた皆様へのお願い
情報利用提供停止願い(Word)
情報利用提供停止願い(PDF)

 

研究の詳しい説明

1. 今回、明治安田生命保険相互会社と弘前大学が共同して行う「未病予測モデル構築および未病教育プログラム開発」(研究責任者:玉田 嘉紀)は、「岩木健康増進プロジェクト健診」の健康ビッグデータを活用し、未病状態(病気にはなっていないけれども健康ではない状態)を早期に予測する方法を明らかにし、病気にならないためのプログラムを開発することが目的です。これにより、皆様に寄り添ったソリューションを提供することが可能となり、将来的には健康寿命の延伸およびQOLの向上に貢献できます。具体的には以下の2点について解析・検討します。

 ①未病予測モデル構築
 ②未病教育プログラムの開発
 
2. 利用する検体およびデータ:新たに検体採取などのご協力をお願いすることはありません。現在弘前大学に保管されている2009年度-2019年度の健診で得た以下のデータ項目を用いて解析します。匿名化(とくめいか)して、誰のものかわからないようにしたうえで明治安田の共同研究者に渡し、個人を特定できる情報は渡しません。また、データ利用者は弘前大学および明治安田の研究者に限ります。

個人記録票(年齢、性別、血圧、通過チェック)、W/H比、上腕・下腿周囲径、
体力測定(握力、長座体前屈、全身反応時間、脚伸展・屈曲筋力、立ち上がりテスト、2ステップテスト、TUGテスト、10m最大歩行時間を含む)、ペグボード、ロコモ度評価、視力、BDHQ(nutr、food)、体組成(TANITA)(身長、体重を含む)、超音波骨密度、四肢血圧、認知機能検査(MMSE)、健康調査票、
AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP)、総蛋白、クレアチニン、尿素窒素、尿酸、総コレステロール、TG(中性脂肪)、ナトリウム、カリウム、クロール、カルシウム、無機リン、血清鉄、血清銅、血清血糖、HDL-コレステロール、白血球数、赤血球数、ヘモグロビン、白血球像、Neutro、Stab、Seg、Lympho、Mono、Eosino、Baso、血小板数、LDL-コレステロール、HbA1c/NGSP、高感度CRP、LD(LDH)、CRP定量、高感度PSA、HBs抗原、HCV抗体2(CLIAを含む)、口腔内細菌叢、腸内細菌叢、腸みえるシート、お薬手帳

3. この研究への利用を承諾しない場合は、「情報利用提供停止願い」を「弘前大学大学院医学研究科健康未来イノベーションセンター玉田 嘉紀」宛にお送りください。その場合、それによってご本人が不利益をこうむることはありません。情報利用提供停止願いを受け取った後にデータがこの研究に利用されることはありません。データが提供される前であれば、該当データは提供せず、提供後で解析途中の場合は、研究責任者から明治安田に連絡し廃棄してもらいます。ただし、すでに研究結果が論文などで公表されている場合には、公表済みの結果を訂正することができません。また、後日の研究の検証作業において必要となるため試料・情報およびデータ自体を廃棄することはしないので、あらかじめご了承ください。ただし、その場合でも個人の情報は公表されません。
  ご承諾いただける 場合には、ご連絡の必要はございません。

4.研究に利用されるデータの項目等より詳しい研究の内容は、研究計画書に記載されています。どなたでも個人情報や知的財産権の保護に支障がない範囲で研究計画書をご覧いただけますので、ご希望の場合はお問い合わせください。

5.本調査・研究に関して何らかのトラブルが生じた場合には、いつでも研究責任者に相談、問い合わせ、苦情を申し立てることができ、大学院医学研究科長に通知することができます。