日頃より弘前大学 COI 拠点事業へご協力いただき、大変ありがとうございます。
このお願いは 2014年度の岩木健康増進プロジェクト健診へご参加いただいた皆様へご案内しております。
公益財団法人老年病研究所は、2014年度の健診で得た血液(血漿)及びデータを用いて、「血漿ApoE isoform測定法の確立」の研究をさせていただくことになりました。これにより、認知症の発症に強く関わるアポリポプロテインE(ApoE)の測定法を確立し、認知症発症の予測や治療評価方法を確立する予定です。
個人情報はこれまで同様弘前大学において厳重に管理しますので(責任者:中路重之)、この研究への利用により皆様の不利益になるようなことはございません。
この研究への利用を拒否する場合は下記に添付した情報利用提供停止願いを下記の連絡先まで送付して下さい。ご承諾いただける場合は何も提出する必要はありません。
今回、この研究への利用を拒否する、しないは皆様方の自由であり、拒否することにより何ら不利益をうけることはありません。
今回の件について、ご不明の点、ご相談、クレームなどがある場合は下記の連絡先までご連絡下さい。研究の詳しい説明につきましては、本ページ下部を御覧ください。
【連絡先および情報利用停止願い送付先】
弘前大学医学研究科附属健康未来イノベーションセンター 教授 玉田嘉紀
住所:〒036-8562 弘前市在府町5
電話:0172-39-5498
2014年度の岩木健康増進プロジェクト健診へご参加いただいた皆様へのお願い
情報利用提供停止願い(Word)
情報利用提供停止願い(PDF)
1. 今回、公益財団法人老年病研究所 認知症研究センターが行う「血漿ApoE isoform測定法の確立」(研究責任者:東海林幹夫)は、「岩木健康増進プロジェクト健診」の健康ビッグデータを活用し、アルツハイマー病の発症に強く関わると考えられているApoEの血液濃度を測定し、健康な方での基本的データを明らかにすることが目的です。すでにApoEをターゲットとした治療開発が世界で行われているため、この研究結果は今後の治療戦略の開発に大きく役立つものと考えています。将来的に治療法が開発されたときの治療効果の判定や、認知症発症のリスク判定を行うことで、健康寿命の延伸およびQOLの向上に貢献できます。具体的には、以下のように解析・検討します。
1) アルツハイマー病の発症に強く関わるとされるApoEの血液濃度を測定し、2) 認知機能障害とApoEの間に関連があるかを明らかにし、3) ApoEの血液濃度がその他の血液検査データとどう関係するかを検討します。
2. 利用する検体およびデータ:新たに検体採取などのご協力をお願いすることはありません。現在弘前大学に保管されている2014年度の健診で得た色々なデータを用いて解析します。匿名化して、誰のものかわからないようにしたものを使います。
3. この研究への利用を承諾しない場合は、「情報利用提供停止願い」を「弘前大学医学研究科附属健康未来イノベーションセンター 教授 玉田嘉紀」宛にお送りください。その場合、それによってご本人が不利益をこうむることはありません。情報利用提供停止願いを受け取った後にデータがこの研究に利用されることはありません。ただし、すでに研究結果が論文などで公表されている場合には、公表ずみの結果を訂正することができませんので、あらかじめご了承ください。ただし、その場合でも個人の情報は公表されておりません。ご承諾いただける場合には、ご連絡の必要はございません。
研究に利用されるデータの項目等より詳しい研究の内容は、研究計画書に記載されています。どなたでも個人情報や知的財産権の保護に支障がない範囲で研究計画書をご覧いただけますので、ご希望の場合はお問い合わせください。