【活動報告】6月6日、弘前大学と株式会社プリメディカは、共同研究講座「予防医学推進学講座」開設式を開催しました。

 弘前大学と株式会社プリメディカは、2023年4月1日付で共同研究講座『予防医学推進学講座(英語表記:Department of Preventive Medicine Promotion)』を開設し、6月6日(火)に弘前大学において開設式を執り行いました。

 疾患予防及びヘルスケアといった予防医学の領域は、今後人々の健康を守り、健康寿命と平均寿命の差分をなくす上で重要な役割を担うとされています。特に疾患リスク検査は、社会的な影響力が大きい疾患の発症予防を目的としているものの、リスク検査の多くは、preClinical な段階を予測するためのものであり、検査単独で診断を下せるものではないことから、あくまで研究用検査として実施され、その価値も医療の現場において理解されにくい場合が存在しています。
 本講座では、エビデンスの蓄積を行うことで、リスク検査の価値向上と疾患の発症予防につなげ、更なる予防医学の発展を目指すことを目的としています。特に、日本人の死因の4分の1を占めている動脈硬化性疾患の予防につなげることで、将来的な日本人の健康寿命延長を目的とした研究を行います。

 開設式には、弘前大学 福田眞作学長、株式会社プリメディカ 富永朋代表取締役社長兼CEOほか関係者が出席しました。

弘前大学・株式会社プリメディカ
共同研究講座「予防医学推進学講座」設置開設式
■日 時:2023年6月6日(火)15:00~
■場 所:弘前大学医学部大会議室

左から:(弘前大学)三上教授、玉田教授、中路特任教授、廣田医学研究科長、福田学長、(プリメディカ)富永朋代表取締役社長兼CEO、山岸俊哉執行役員CTO、事業開発部・小佐々大熙氏、村下機構長、伊東教授

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