弘前大学COI-NEXT拠点では、ベトナム ハイフォン市疾病管理センターの医師8名を招聘し、「QOL健診」の研修を実施しました。
経済成長の著しいベトナムにおいて、糖尿病をはじめとする生活習慣病は社会課題となっています。この課題解決に向けて、弘前大学COI-NEXTが開発している「QOL健診」を導入すべく、健診実施機関となるハイフォン市疾病管理センターの医師8名を2023年7月15日(土)~2023年7月24日(月)の期間で招聘し、一連の研修を実施しました。
ハイフォン市疾病管理センター ドン・チュン・キエン副センター長らは、7月18日(火)に福田眞作学長、廣田和美医学研究科長をそれぞれ表敬訪問しました。
7月20日(木)には、QOL健診の体験・健康教育として、ハイフォン市疾病管理センターの8名の医師は概要の説明をうけた後、それぞれの項目の測定を体験し、測定方法についても学びました。会場では熱心な議論が交わされました。
総括として、中路学長特別補佐が「QOL健診」のベトナムにおける有用性や意義、健康寿命延伸について講義をしました。
この事業はJICAの草の根技術協力事業の一環としても実施されたものです。
▼表敬訪問
日 時:2023年7月18日(火)10:00~11:30
▼「QOL健診」研修
日 時:2023年7月20日(木)10:00~15:00
参加者:ベトナム ハイフォン市疾病管理センター ドン・チュン・キエン副センター長
ほか合計8名