【重要なお知らせ】2015年度の岩木健康増進プロジェクト健診へご参加いただいた皆様へのお知らせ

 日頃より弘前大学COI拠点事業へご協力いただき,大変ありがとうございます。
 このお願いは2015年度の岩木健康増進プロジェクト健診へご参加いただいた皆様へご案内しております。
 弘前大学では下記の研究に用いるため、皆様の情報を利用させていただきますので、お知らせいたします。

 研究課題名:口腔フレイルと過活動膀胱悪化の関係についての検討(PDF)

研究の目的 
 下部尿路症状(LUTS)は、排尿困難、頻尿、残尿感、切迫性尿失禁が主症状の中年以降の男女に多く発症する疾患です。LUTSは男性では前立腺肥大症が原因となることが多いですが、加齢、動脈硬化、糖尿病、脂質異常症、高血圧などの生活習慣病、うつなどと深く関連する。しかし、詳しい病態は複雑であり未解明です。
 フレイル(虚弱)は加齢や疾患によって身体的・精神的なさまざまな機能が徐々に衰え、心身のストレスに脆弱になった状態です。フレイルは様々な疾患で悪化し生活の質や日常生活動作を著明に低下させ死亡リスクとなります。フレイルは様々な尺度で評価されるが、身体機能の低下とLUTSとの関係は以前から知られています。口腔フレイル(嚙む力の低下、ムセ、口の渇き)などは全身のフレイルのリスクとされています。しかし、口腔フレイルがLUTSと直接関係するかは未解明です。今回の研究では、口腔フレイルとLUTSとの関係についての検討を目的とします。

 なお、詳細は「口腔フレイルと過活動膀胱悪化の関係についての検討」の資料(PDF)をご確認ください。

 研究成果については、学会発表や論文投稿等の方法で公表されますが、その内容から対象者個人が特定される事はありません。そのため、本研究により個人に還元する臨床的意義のある結果は得られないため、個別の結果については原則としてお答えできません。

 この研究への利用にご同意いただけない場合は、下記に添付した「情報利用提供停止願い」を下記の連絡先まで送付して下さい。受領後、その方の試料・情報を対象から除外します。ただし、ご連絡いただいた時点で既に研究成果公表済の場合は、該当者のデータのみを削除する等の対応は出来かねますので、ご了承願います。

 本研究課題について、より詳細な内容をお知りになりたい場合や、試料・情報の利用に同意いただけない方/その代理人の方は、以下の連絡先までご連絡ください。


【連絡先】
 弘前大学医学部附属病院臨床試験管理センター(泌尿器科)
 講師 岡本 哲平
 住所 〒036-8563青森県弘前市本町53
 電話 :0172-33-5111
 Email:t-okamoto@hirosaki-u.ac.jp

【情報利用停止願い送付先】
 弘前大学大学院医学研究科附属健康・医療データサイエンス研究センター
 医療データ解析学講座 教授 玉田 嘉紀
 住所 〒036-8562 弘前市在府町5
 電話:0172-39-5037(代表) FAX:0172-39-5205


 情報利用提供停止願い(Word)
 情報利用提供停止願い(PDF)