日頃より弘前大学COI拠点事業へご協力いただき、大変ありがとうございます。
このお願いは2017年度・2018年度・2020年度・2022年度の岩木健康増進プロジェクト健診へご参加いただいた皆様へご案内しております。
弘前大学では下記の研究に用いるため、皆様の情報を利用させていただきますのでお知らせいたします。
研究課題名:岩木健康増進プロジェクトにおけるAYA世代における痛覚閾値決定因子の検索(PDF)
研究の目的
痛覚の境界の測定値(閾値)は末梢神経の一部の小径神経機能を反映しています。糖尿病性神経障害の早期病変において足末端の無髄小径神経の機能不全、いわゆる小径神経障害から発症します。これまでの検討より痛覚閾値の悪化では糖尿病との関連はもとより、酸化ストレスの関与、血中リポポリサッカライド結合タンパク、トリプトファン代謝、腸管細菌叢の変化が関与することが明らかとなっています。
AYA世代とは、Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)の頭文字をとったもので、主に、思春期(15歳~)から30歳代までの思春期から若年成人世代を指しています。AYA世代では様々な疾患で成人世代とは種類、病態が異なることが知られていますが、AYA世代における痛覚閾値の悪化因子、成人と比較した場合の差異はいまだ検討されていません。本研究ではAYA世代における痛覚閾値の影響因子について岩木プロジェクト健診データを用いて検討することを目的とします。
なお、詳細は「岩木健康増進プロジェクトにおけるAYA世代における痛覚閾値決定因子の検索」の資料(PDF)をご確認ください。
研究成果については、学会発表や論文投稿等の方法で公表されますが、その内容から対象者個人が特定される事はありません。そのため、本研究により個人に還元する臨床的意義のある結果は得られないため、個別の結果については原則としてお答えできません。
この研究への利用にご同意いただけない場合は、「情報利用提供停止願い」をご提出ください。受領後、その方の試料・情報を対象から除外します。ただし、ご連絡いただいた時点で既に研究成果公表済の場合は、該当者のデータのみを削除する等の対応は出来かねますので、ご了承願います。
本研究課題について、より詳細な内容をお知りになりたい場合や、試料・情報の利用に同意いただけない方/その代理人の方は、以下の連絡先までご連絡ください。
【連絡先】
弘前大学大学院医学研究科バイオメディカルリサーチセンター分子病態病理学講座
教授 水上 浩哉
住所 〒036-8562 弘前市在府町5
電話:0172-39-5025
Email:hirokim@hirosaki-u.ac.jp
【情報利用停止願い送付先】
弘前大学大学院医学研究科附属健康・医療データサイエンス研究センター
医療データ解析学講座 教授 玉田 嘉紀
住所 〒036-8562 弘前市在府町5
電話:0172-39-5037(代表) FAX:0172-39-5205