日頃より弘前大学COI拠点事業へご協力いただき、大変ありがとうございます。
このお願いは2011年度の岩木健康増進プロジェクト健診へご参加いただいた皆様へご案内しております。
弘前大学では下記の研究に用いるため、皆様の情報を利用させていただきます。本件についてはすでに情報公開しておりますが、掲載内容に変更が生じましたのでお知らせいたします。
研究課題名:血清イムノグロブリンの糖鎖変異プロファイルによる泌尿器系疾患の診断(PDF)
研究の目的
泌尿器系疾患診断において、診断バイオマーカーの開発は重要です。早期発見が重要な腎細胞癌や膀胱癌、腎盂・尿管癌は、有用な液性バイオマーカーが存在せず、その診断は、尿細胞診、画像診断、侵襲を伴う尿管鏡によって行われていますが、感度、特異度ともに十分な状態ではありません。また前立腺癌では、特異抗原(PSA)検査が使用されていますが、特異度が低く、過剰診断が問題となっており、より特異度が高いバイオマーカーの開発が求められています。弘前大学泌尿器科では血清イムノグロブリンN型糖鎖構造の網羅的解析により、尿細胞診を凌駕する膀胱癌、腎盂・尿管癌診断バイオマーカーとして有用なイムノグロブリンの糖鎖変異を同定し(Tanaka T, Int J Mol Sci. 2017, Kodama H,Cancer Med. 2021)、イムノグロブリン糖鎖情報を利用した疾患の診断が有効である可能性を明らかにしています。
本研究では、短時間で網羅的にイムノグロブリンN型糖鎖が解析可能な装置を用いて、血清中の糖鎖濃度を網羅的に定量し、機械学習により、1回の測定で、10種の泌尿器系疾患(前立腺癌、膀胱癌、腎細胞癌、腎盂・尿管癌、尿路感染症、尿路感染症に伴う敗血症、前立腺肥大症、健常者)を鑑別しうる網羅的診断システムの構築を試みました。今後、さらに本システムの診断精度に関する外部有効性確認試験(Validation study)を日本臨床腫瘍研究(JCOG)泌尿器グループから収集したN型糖鎖データを利用して実施します。
なお、詳細は「血清イムノグロブリンの糖鎖変異プロファイルによる泌尿器系疾患の診断」の資料(PDF)をご確認ください。
2011年度の健診にご参加いただいた方で、ご自身のデータが提供及び利用されることを希望されない場合には、「情報利用提供停止願」をご提出くださいますようお願い申し上げます。ただし、お申し出いただいた時点で既に研究成果公表済の場合は、データを削除する等の対応は出来かねますので、ご了承願います。
また、本研究に関する詳細をお知りになりたい方は、以下に記載のお問い合わせ先までご連絡ください。
【本件連絡先】
弘前大学大学院医学研究科 糖鎖工学講座
助教 米山 徹
住所:〒036-8562 弘前市在府町5
電話:0172-33-5111(病院代表) (内線)4214
Email:tohruyon@hirosaki-u.ac.jp
【情報利用停止願い送付先】
弘前大学大学院医学研究科附属健康・医療データサイエンス研究センター
医療データ解析学講座 教授 玉田 嘉紀
住所:〒036-8562 弘前市在府町5
電話:0172-39-5037(代表) FAX:0172-39-5205
情報利用提供停止願い(Word)
情報利用提供停止願い(PDF)
※過去の情報公開内容は以下リンクよりご確認いただけます。
・2024.7.25公開
