日頃より弘前大学COI拠点事業へご協力いただき、大変ありがとうございます。
このお願いは2014-2024年度の岩木健康増進プロジェクト健診へご参加いただいた皆様へご案内しております。
弘前大学では下記の研究に用いるため、皆様の情報を利用させていただきますので、お知らせいたします。
研究課題名:血中アミノ酸分画、脂肪酸分画と心血管疾患との関連の解明(PDF)
研究の目的
近年、高血圧や心房細動、心肥大などの心血管疾患に対する血中アミノ酸分画と脂肪酸分画の影響が注目されています。高血圧症では、血中分岐鎖アミノ酸の上昇が高血圧リスク増加と関連し、逆にグリシンやセリンの高値は高血圧リスク低下と関連することが示されています。さらに、メチオニンやアラニンの摂取量増加は血圧上昇と関連し、スレオニンやヒスチジンは逆に血圧低下と関連するなど、食事性アミノ酸の血圧調節に影響を与える可能性が示唆されています。心房細動では、血中のリジン、チロシン、グルタミン酸、メチオニン、イソロイシンの上昇、グリシンの低下など、特徴的なアミノ酸プロファイルの変化が報告されており、心肥大では、分岐鎖アミノ酸の上昇は心肥大の進行と関連し、アミノ酸代謝異常は心肥大の鑑別や重症度評価にも有用とされています。
血中脂肪酸分画については、飽和脂肪酸や一価不飽和脂肪酸の高値が血圧上昇および高血圧リスク増加と関連し、逆に多価不飽和脂肪酸の高値は血圧低下・高血圧リスク低下と関連することが報告されています。血中遊離脂肪酸や飽和脂肪酸(特にパルミチン酸)の高値は心房細動リスク上昇と関連し、長鎖飽和脂肪酸(ステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸など)は逆に保護的に働く可能性が示唆されています。心肥大については、飽和脂肪酸の増加やオメガ3系多価不飽和脂肪酸の減少は、心肥大の発症・進展に寄与し、心筋代謝障害や心機能低下を伴うことが示されています。
本研究では、心血管疾患と血中アミノ酸分画と脂質分画との関連を明らかにし、心血管疾患の管理・予防における効果を検証するとともに、心血管疾患発症リスクの低減という未病段階への介入の可能性を明らかにすることを目的とします。
なお、詳細は「血中アミノ酸分画、脂肪酸分画と心血管疾患との関連の解明」の資料(PDF)をご確認ください。
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【本件連絡先】
弘前大学大学院医学研究科医学教育学講座
花田賢二
電話:0172-39-5057
【情報利用停止願い送付先】
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医療データ解析学講座 教授 玉田 嘉紀
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