【活動報告】11月16日(火)~23日(火)、弘前大学と弘前市は「令和3年度 岩木健康増進プロジェクト健診」を実施しました。

 11月16日(火)~23日(火)、弘前大学と弘前市は、弘前市岩木地区の住民(20歳以上)を対象に「令和3年度 岩木健康増進プロジェクト健診」を中央公民館岩木館・岩木文化センターあそべーるで実施しました。
 
 本健診は、弘前市・弘前大学・青森県総合健診センターが短命県返上を目的に平成17年度から行う「岩木健康増進プロジェクト」の一環で、弘前市岩木地区住民を対象に実施する大規模健診です。本健診で得られる多項目の健康情報を活用して、青森県の短命県返上と、世界の健康長寿をかなえるビジネスモデルの事業化を目指しています。

 昨年度に引き続き、コロナ禍でも安心して受診いただけるよう万全の感染予防対策を施し、受診者は完全予約制として10分ごとに6名ずつ受付を行い、会場内の人数を制限して運営いたしました。
 8日間で約600名の受診者が参加し、早朝から受付を済ませ会場内36箇所のブースを巡っていただきました。

令和3年度 岩木健康増進プロジェクト健診
■日  時: 11月16日(火)~23日(火・祝)6:30~12:00頃
■場  所: 中央公民館岩木館岩木文化センターあそべーる
■対  象: 弘前市岩木地区の住民(20歳以上)
■健診内容: 問診、身体計測、血圧測定、血液検査、四肢血圧検査(動脈硬化の程度)、
       体組成検査、骨密度検査、聴力検査、内臓脂肪測定、体力測定など

令和3年度健診 会場の様子

  
  

※岩木健康増進プロジェクト健診
日本は超高齢化社会を迎え、高齢者における健康増進および医療費の削減が社会的課題となっています。
寿命の短い青森県は、国内でも多くの健康・医療課題を抱えた地域であり、加齢性疾患および生活習慣病により県民の健康は大きく損なわれています。
この様な状況の中で、弘前大学・弘前市・青森県総合健診センターは、短命県返上を目的に、平成17 年から弘前市(岩木地区)において岩木健康増進プロジェクトを立ち上げ、16 年にわたり、同地区住民を対象に健康状態の現状とその問題点を詳細に調査し、健康指導など住民の健康増進活動を実施、本年で17年目を迎えます。
本プロジェクトは、教育・研究・実践の拠点で地域住民を軸に医学・健康に関係する多職種が集うプラットフォームでもあります。